発達障害…小学校入学前にやっておくこと。スケジュール編
支援級や通級など考えているのですが、いつ頃から準備すれば良いですか?
地域により差が大きいため一概には言えません。
私の場合は、2021年(入学前年)4月から動き始めました。
具体的に何をすれば良いですか?
- 発達検査
- 診断書を提出
- 社会福祉事務所や役所からの訪問対応
- 学校見学
- 障害福祉事務所訪問
- 放課後等デイサービス見学(必要がある場合のみ)
※地域により必要な項目・内容は異なりますので、必ずお近くの役所でご確認ください。
- 2021年4月:発達外来がある小児科で検査・役所に書類提出
- 新版K式発達検査を受けました。医師にもよると思いますが、発達障害の傾向が高く、普通学級に通うなら、服薬も考えないといけないと言われました。
診断書を役所に提出。診断の結果により、手帳の種類は異なります。(発行は訪問後)
息子は発達障害グレーのため、通所受給者証を持っています。
- 2021年5月:療育見学
- 以前よりじっとしていられないことが多かったため、運動療育を勧められました。運動自体は好きで、見学では運動神経はよいと褒められ、本人も気に入り通うことになりました。
- 2021年5月:社会福祉事務所調査訪問・役所から調査訪問
- 小児科の診断の他に、支援計画書を作成する社会福祉事務所や、手帳を発行する役所が訪問し、子供の様子を確認します。→ 手帳発行
- 2021年6月:学校訪問
- 学校を訪問し、普段の子供の様子を見てもらいます。
この時も息子はじっとしていられず、通級や支援級を検討することになります。
通級を希望しましたが、専門の先生が少なく対応が難しいと言われ、再度クラスをどうするか検討することに…
- 2021年6月:療育開始
- 午前中に療育に通うことになったのですが、終了時に療育担当者が保育園まで送迎することについて、保育園と療育機関で話し合いがありました。
息子が通っていた保育園は、今までこういったケースが無かったらしく、セキュリティ面や、息子の健康状態の報告など、ルールの設定が必要だったようです。
療育機関と保育園との連携は重要ですので、検討中の方は話し合いをおすすめします。
- 2021年7月:小学校訪問
- 最初は通級を希望していた私ですが、支援級も視野に入れ見学することに。私が考えていたイメージとは異なり個別指導塾といった感じでした。
親のメンツや、子供の性格、将来のこと…色々考えだすと判断しづらくなりますが、最終的には子供本人に決めさせる方が良いのでは…と思います。
実際には6歳の子供に判断をさせるのは難しく、ある程度親が誘導するような気もしますが、子供が生活しやすい環境を選ぶのが良いと思います。
息子の場合、かまってちゃんなので、自分の話を聞いて欲しいときに聞いてもらうには、支援級が合っていると思い、最終的には支援級を選択しました。
- 2021年7月~:放課後等デイサービス見学
- 児童ホームなど、働いている保護者には必須ですよね。
息子の場合、通所受給者証があるため放課後等デイサービスを利用することができます。サービスは施設により差がありますので、必ず見学をおすすめします。
また複数契約することも可能なため、是非お子さんを連れて行き、興味があることをさせてあげてください。
- 2021年8月:障害福祉事務所(教育委員会)
- 支援級を利用する必要があるかの最終判断のため、訪問しました。
息子だけ担当者とともに部屋に入り、色々と話をしたようです。
私は外で待っていました。今まで一人で…ということはなかったので、慣れない環境ですごくしんどかったと思いますが、頑張っていたようです。
- 2022年1月:役所へ書類提出
- 放課後等デイサービスを利用するために書類を提出
- 2022年4月:小学校入学(支援学級)
- はじめは、かなりワガママを通そうとしてきたようですが、徐々に慣れトラブルも少なくなりました。
通常学級との交流もあり、お友達も増えて楽しそうに生活しています。
- 定期的に学校で面談・社会福祉事務所の訪問
- 学校:状況報告などのため、定期的に先生と面談します。
社会福祉事務所:支援計画書を毎年更新するため、訪問があります。
通級や支援級などクラス選択については、後日アップいたします。